Tom Coyneの思い出

  • 2017.04.15 Saturday
  • 13:53

 

昨夜は僕発案の大掛かりなイベントがあって、Tom Coyneが亡くなったというショックを引きづらずに過ごせた。その前にLoriとも電話で話して、やっぱりあんなに優しくて人を嬉しくさせてくれる、ユーモア溢れる人はいなかったね、ってうなづきあった。

 

 

 

90年代に入り、自分に足りないのはワールド・ワイドのマスタリングの知識/経験だと感じて、80年代からずっとこの名前が載ってるレコードは間違いないって思っていた、Hearb Powers、Tom Coyne、George Marino、Ted Jensen、Stuart HawkesというNY/ロンドンの巨匠たちにマスタリングしてもらう機会を持った。

 

 

 

中でもTom Coyneは、まずその独自のテクノカルな部分で抜きん出ていて、彼の部屋でマスタリングが進む様子を聞いていると、まず2つのキックが上手にアタックとボトムに棲み分けられ、その上にちょっと左右に広がりながらベースが載って、ピアノやコーラスがさらに広がり、歌がグッと前にせせり出て天井が上がって・・・俺、ぶっ飛んでるんじゃないか?って思うほど、音がそれぞれ適所に移動し、すっぽり収まっていく様を体験でき、音楽は9面の立方体の使い方だってすっごく理解ができて、その後の音楽の作り方が多きく変わった。

 

 

 

プロデューサー不在の自分の音楽のプロデューサーはエンジニアだと常々思ってるんだけど、僕が出会ったマスタリング・エンジニア達は、僕の見たい景色の話を聞き、音を15秒聞いただけで「Watusi、この曲はベースラインがすっごくチャッチーだし、そここそが言っているファンキーさを表してるから、もっとそこを楽しめるようにしようよ!それには少しマスキングしてるコンガやドラムを少し整理して・・・こんな感じに・・・・うん、その手法にもA, B, Cの3つの方法があるけど・・・・どの方向が自分の見たい絵に近いかな?」なんていう問答から始まり、僕がAを選びと、「やっぱり80年代を感じるアナログ的なファットなムードだね、分かったこのアルバムはその方向で仕上げよう!」なんて言ってくれて、本当に学べるセッションが続く。

 

 

2Mixなのにどんな細かい音のレベルや位置さえも変えられるテクニックに驚いて、ずっとミックスをお願いしていたエンジニア、大西くんにも速攻その後のセッションに同行してもらい、こんなことをやってるんだよって見てもらった。その時に大西くんが驚いていたのは、例えば僕がこの曲はスネアの胴鳴りがも少し感じたいな、なんて言った時のEQさばき。大西くん曰く「スネアの帯域は全くいじらず、低域や広域を少しずついじってったら、急にスネアの鳴りが変わって来た」それほど素晴らしく独特の技術を持っていた天才だった。

 

 

 

COLDFEETの1stアルバムの時はアナログのカッティングもやってもらったんだけど、当時D'N'Bで流行っていた逆相のリバーブなんかも使っていたので、「うまいレベルにカットできない!」って悔しがってカッティング用の針も3回変えて、「もう最後の切り札だ。これでカットできることを一緒に祈ってくれ」なんて言って長い時間頑張ってくれて、朝までTomを使い続けた日本人という称号をスタジオから頂いた。

 

 

一度お腹すいたって言ったら、近くにすっごい美味しいピザがあるからって自ら注文してくれ、それから僕らが行く度に「ピザ、行くか?」って言ってくれるから、わざとお腹をすかせて行くようにした(笑)

 

 

 

9.11.の時に心配してメールしたら速攻「NYCも僕も大丈夫!ありがとう」って返事が来て、強くて優しい男だって改めて思った。

 

 

 

なんてったて忘れられないのがその後、日本で音楽をやって行くと改めて考え直したCOLDFEETが当時、ある意味自分たちのリハビリの為に自主で作った「COLDFEET Presents Jazzfeet」というアルバムの冒頭にNYアクセントの紹介MCを入れたら楽しそうだってなって、Tomに頼んだら快く引き受けてくた事。送った原稿を留守電で入れてもらうという超アナログなやり方でお願いしたら、留守電のメモリー一杯になるまで、「う〜ん、イマイチ・・・・Take7!」なんて自分で言いながら何度も何度もやってくれてた。エンディングに彼のアドリブで「Elvis has left the building (ショーは終わりましたっていう意味)」なんてのまで入っていて、すっごく嬉しくなりました。

 

 

その後、NYで会った時にも「Watusi!アルバムのツアーはいつからだ。俺はもうツアー用のパッキング済ませてるぞ!」なんて言ってくれて、宣伝してって言ってSterling SoundのTシャツを沢山くれたなぁ(笑)

 

 

 

本当に本当に僕にNYの音楽の歴史や考え方(バーバラ・ストライサンドはマスタリングに3日かける話なんか最高だったし、M/Sなんて考え方は彼から教わった)を教えてくれたし、そして新たな音楽を切り開いていく為の新しい機材を技術者と共にクリエイトし続ける姿勢、教わったことを書き出したら切りがない。

 

 

彼を失った音楽界の損失は計り知れない。また62歳の若さで彼を失ったご家族の悲しみを思うとまた泣きたくなる(Tomは娘さんが小さい時には週2回仕事も早く上がって娘さんをスイミング・スクールに送り向かいするほど家庭的な男でした)。

 

 

前述した、George Marinoに続きTom Coyneも失った、Sterling Sound、いやNYのマスタリング。彼らの意思を受け継ぐ若手の登場を期待しています。

 

 

僕の中のNYCという街を思い起こす男、Lew SoloffとTom Coyneを失い、益々NYCは遠い街になった。寂しい。

 

ご挨拶代わりに僕の2016年に聞いたあれこれを

  • 2017.01.03 Tuesday
  • 19:28

 

2017年明けました。今年も皆さんにとって佳き一年となりますように!

 

一年の計は・・・とか今年も抱負は、なんて話は得意じゃないので、新年を迎えそんなモードにもなれたので、昨年沢山聞いた音楽たちを紹介してみます。

 

まずは、コロンビア出身でカナダ育ちの作曲家/ヴォーカリスト/ピアニスト、イシス・ヒラルド。初めてその名を聞いたのは一昨年の秋口くらいかな。以来ずっと気になりながらちゃんと聞き出したのが昨年の頭。彼女を絶賛する声はもうそこら中に溢れていますが、僕が引き込まれたのはメロディとそのリズムが一つになり心地よい官能と興奮とを一気に隆起させ、そう、彼方へぶっ飛ばしてくれる新鮮さ。だって最初聞いた時南米のJazzかと思ったもの。彼女のアルバム、Padreは昨年一番深夜に車で聞いたかもしれません。

 

 

 

 

そして本当の南米産、ソウのTropixってアルバムも長い間カーステに入りっぱなしの1枚でした。僕、実はあまりこういうダブ・エレクトロ的な曲聞かないんですけど、彼女の声とそれを取り巻くディレイやホーンズの質感の混じり具合かなぁ。本当に深夜のドライブに最高の1枚でした。

 

 

 

 

さらに地平線をひとっ飛びして、スペインはカタルーニャの女性ピアニスト/ソングライター、クララ・ペーヤ。こちらも一昨年のアルバムかと思いますが、Mimulusってアルバムを昨年はずっと聴きました。僕の好きな曲はYouTuneには上がっていず残念。

 

 

 

 

そうした南米モノで年末に驚かされたのは、ブラジリアン・サイケ最高峰なんて呼ばれているアルトゥール・ヴェロカイの8年ぶりの新譜、NO VOO DO URUBU。まっすぐトロけます。

 

 

 

 

僕はここ数年、インディー・クラシックとかジャズ・ラージ・アンサンブルなんて呼ばれているニルス・フラームなどのチェンバー・ミュージック・シーンや、ブルックリン・アンダーグラウンド(一昨年の車内ヒットはシー・キープス・ビーズでした)を聞いてきた流れと、クリス・デイブ、マーク・ジュリアナ以降のイマドキJazzを斜め聴きしていた流れとが(こういうやつね)

 

 

 

なんだか一緒くたになってきていたのが2016年の音楽の聴き方で、南米で生まれた芳醇なプログレッシブな魂が世界各地でそれぞれの形で開花しだしてきたような、そんな気がしてました。なのでね、もちろんピアノ曲を聴いてもすっごく踊るわけ。

 

 

音楽作り(ドラムのプログラミング)の際に、ドラムスのキックとスネア、ハイハットのそれぞれのトラックを異なる譜割りにし、1小節を5拍や7拍で区切ってその面やさらには裏に置く、イマドキの訛ったグルーブを作るはなんだか、も一度ドラムン・ベースを作り始めるようで個人的には萌えなかったんですが、さらに思い知ったのは90年代にまだ細く言うことも聞かないサンプラーとシーケンサーで必死に作ってたからドラムン・ベースはより興奮したって事。この辺の上手い流用はポップスの皆さんにお任せして、もっともっと別の新しい事にトライしないと楽しくならなかったなぁ。

 

 

今年は春のジャカルタのジャワ・ジャズでもGWの横浜グリーンルーム・フェスでも見られた(横浜は楽屋でお話もできフツーの音楽ファンな感じでやっぱり嬉しくなりました)ハイエイタス・カイヨーティも何度もアルバムを楽しんだアーティストでした。

 

同じく譜割りと言うかグリッドを避けての置き方というか、まぁタイミングで新しさを作った音楽でめっちゃくちゃ気に入ったのがアンダーソン・パック。僕ずっっっっと、あのRapはオン・ビートで録音してからカッコ良いタイミングを探してRap全体を前にずらしてたと思イコンでいたので、渋谷WWWで手をグルグル回しながらライブでThe Birdをあのグルーブで披露された日にゃ、もう土下座したくなりました。

 

 

 

 

Disco〜Boogie系で良く聴いた新譜はマーク・ロンソン〜タキシードのブレイク以降、一気に花開いた感もあるこうしたバンドやアーティスト達。

 

RYLE feat. Gregers - Busy Dreamin (The Adventures Of Jefferson Keyes)

 

 

Mayer Hawthorne Maltya - Cosmic Love

 

 

The Jack Moves - Doublin' Down

 

 

The Groove Association Feat. Georgie B. - Let's Break The Ice 

 

 

 

こうした曲は、僕はなんですけど、何周したのか分かりませんが、死ぬほど刷り込められたメロディやビートがちょうど今響いちゃうんだよね〜(笑)そんな音楽たちです。

 

 

最後にまさかの1枚だったのがソランジュでした。

僕には、ホンネ(Honne) なんかと同じような90年代のTrip Hopの再解釈来たな!みたいな気持ちがしてくるんです。まぁ三つ子の魂・・・ってやつでしょうか? 単純に好きです。

 

 

 

 

2016年もワクワクさせてくれる新譜が沢山リリースされました。もちろん昔から比べると新しい音楽探しはメッチャクチャ時間や労力が必要な事にもなって来ましたが、それだけに出会えた興奮は格別です。

 

もちろん昨年も7インチ中心に旧譜も沢山買いましたが(7インチは年間300日くらいは買い続けられましたかw)、2017年も必死にカッコ良くて新しくワクワクが止まらない、そんな新譜を探し続けていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15周年ツアーの夜

  • 2016.07.23 Saturday
  • 01:00

 

 

今夜のNHKホール・・・アンコールの最後に、彼女のデビュー作を作っていたスタジオの隅っこで、初めて会った膝小僧を抱えて小さくなっていた18歳の少女の姿を思い出して、なんだか無性に泣けてきた。

 

 

初めて書くけどデビューシングル当時は、今書くと驚きだけどCOLDFEETがアイドルを手がけるのは互いに得策ではないのでは?との声がありDREAMFIELDという、ちょっとなんだかなぁっていう名前を当時のA&Rが思いつき使った。その名前のまま2枚目のシングルではAMAZING GRACEのアレンジを行った。COLDFEETの名前を使ったのは彼女がLoriの書いたHEAVEN ON EARTHという曲を1stアルバムでどうしても歌いたいと言い出した時から。それからあっという間に20数曲も手がける事になるとは僕らも、誰もが知る由も無かった。

 

 

あれから15年、本当にあっという間で、僕が知っているだけでも本当に本当に沢山の事があったけれど、そんな全ての事を忘れさせてくれるほど今夜の彼女の姿は、ステージでの太刀振る舞いは、本当に素晴らしかった。音楽を超え、彼女の魂こそが主役だった。

 

 

終演後楽屋で本人と長く抱き合って、帰り道にLoriに思わず呟いた。「なんだか少し肩の荷が降りた気がするね。」。おそらく誰にも分からない、僕たちの今夜の気持ち。

 

 

嬉しい夜です。

熊本日誌

  • 2016.05.09 Monday
  • 16:07


なんだかんだなGWも終了。


DJ4本、打ち合わせ4件、レコーディング2日、アレンジ仕事1本・・・福岡、熊本にもお邪魔した、なんだかずっと眠かったような12日間。


福岡も毎度ながらの楽しい時間でしたが、当然震災の話が多かったですね。その後4/30、5/1と2日間行くことが出来た熊本は当然、再会の喜びも大きかったものの、現地を見たからこその大きな思いも背負って帰ってきました。




GW前に全面開通させた新幹線にはすごいパワーを感じました。

 


市内の被害は大きなものではなかったんで・・・と話には聞きましたが、繁華街でも外壁のひび割れ補修を行なっているビルが点在していたり、お店はまだまだ閉店中だったり




なにしろ、週末にこの通りがこんなに閑散としているのは見たことがありません。







Watusiさん来てくれるなら今一番やってもらいたいボランティアはDJです。少しずつ市内はそんな気持ちにもなってきているんで、と旧知のオーガナイザー、TERRAさんからのお話で急遽 Sunny Blueでパーティをやることになりました。


結果、DJ中にもずっと目の前で「うわぁ!久しぶり!!!!!!! 大丈夫だった?」なんて再会を心から喜びあう光景がずっと繰り広げられる、そんな時間を過ごすことができました。沢山の友人達とも会え、沢山の話ができ、今パーティなんて大丈夫?と最初は少し悩んでいた僕もすっかり安堵、意味のあるパーティだったと思っています。


 




GWのボランティは毎日1万人以上がやってきていて、しかも経験者が多く頼もしい限りでしたが、当然それも今日からはいきなり人数が減ったことでしょうし、まだまだこれからが本当に長い修復への戦いが始まるのだと思います。







少し市内を離れると、全壊している家に貼られる赤紙、半壊の黄紙も目につくようになり、なにより震災で破壊された家中のモノが山積みになったゴミ収集所には心配なほどの量があちこちに積み上げてあり、生活面での復旧にも相当な時間がかかることが理解できます。帰りに空港に向かいがてら、熊本城や益城町の様子も見てきましたが、TVの映像以上にその状況は酷いものでした。










熊本城の修復は10年ではきかないようで、つもりそれは熊本の大切な観光資源も10年以上失われるということで・・・・支援の対象は城の修復かなぁ、なんていう事も思いましたね。


大きなダメージを実際に目にし、当たり前にこんな時にこそお世話になってきた恩返しをし続けたいと改めて戻りました。

来週はこんなパーティもあります。


5/13(FRI)
TITEL : WITH THE KUMAMOTO-KYUSHU

OPEN 24:00 DOOR¥1500
*イベントの収益は熊本の震災復興に使用致します

ACT(A-Z):
DJ EMMA / DJ KAWASAKI / DJ usus (RIP SLYME) / 瀧澤賢太郎 / MITOMI TOKOTO / 栗原暁 (Jazzin’park) / SUGIURUMN / Watusi (COLDFEET) / 福富幸宏 and more

FOOD
BAHAMA KITCHIN

未だ予断を許さない熊本地震。数多くの余震に現地の方々は休まることもできない状況が続いている。今回熊本に数多くの国内House DJからJoey NegroやEric Kupperまでを招聘し続けてきたイベントオーガナイザーである寺田光宏氏とも相談し、クラブイベントとして少しでも復興への手助けが出来ないかと思い、今回のイベントを企画しました。そして、このイベントはWEBを使用して生配信を予定。このDJ達の想い込めた選曲を少しでも多くの人に見て、聞いてもらい、励みになればと思っております。また、FOODにはBAHAMA KITCHINが熊本の食材で料理を提供します。

主催 : MICROCOSMOS
企画・制作:HOW STUPID / GLOBAL HEARTS
協力:MITSUHIRO TERADA

MICROCOSMOS :
東京都渋谷区道玄坂2-23-12 フォンティスビル2F
Tel:03-5784-5496
http://www.microcosmos-tokyo.com/index.html


お時間ありましたらぜひ。




個人的には急遽無理を言ってCCCCの須永辰緒、Q'hey、木村コウ、DJ Dragon、AMIGA、WASEI、DJ GEEこと浅川真次、藤森弁護士(敬称略)から頂いたサイン付きのレコードやCDを、自宅のレコード部屋も大災害を受けたTERRAさんに届けられ嬉しかった。(沢山の自身のレコード/CDにTシャツやCapまで「それは、ぜひ届けたいですね!」と持ってきてくれた辰緒さんの熱さも嬉しかった)







大分も同様に酷い状況だと思います。長い長い戦いになりそうです。僕などはできること限られますが、これからもずっとずっと一緒に考え、一緒に動いて(一緒に楽しみ)過ごしていきたいと思っています。



これからもよろしくお願いします。








 

18年前の僕とLoriと、KONDIと。

  • 2016.05.03 Tuesday
  • 02:46

春は肉親やバンド仲間を含めた多くの友人たちを失った季節でもあります。

GWまで、毎日のように誰かの命日のような気分はどうかと思いますが、共にすごした時間の楽しさを思い出す、そんなタイミングなんだって思っています。

九州に出ていた先週末、4/29はCOLDFEETの育ての親、SONY MusicのディレクターKONDIの7回忌でした。

集まりもあったようでしたが残念ながら参加できず、少しだけ落ち着いた今、僕なりに弔いをしています。


何年経っても出会った必然に感謝。

思い出のおすそ分けに、SONY時代のCOLDFEETの写真のアウトテイク集を限定公開してみます。

90年代のNYCを「COLDFEET」と「Pussyfoot(僕らのデビュー曲)」のTシャツをそれぞれが着て歩く後ろ姿は大好きな、大切な1枚です。


18年前の僕とLoriと、KONDIと。。。。



新学期

  • 2016.04.04 Monday
  • 13:40

あっという間に新学期。

長年そうした区切りのない生活を続けている僕でも少しだけ浮き足立って新しい気分になります。


新しい月の新しい週、新しい気持ちで歩き出します。


2月〜3月は振り返ってみると移動日などはあるものの、完全休養日は1日だけでした。それでも思う事の半分も出来ませんでした。さらにさらに想いも勢いも具体性を強く持って加速しないといけなさそうです。そして、言い方は難しいですが優劣ももっと明確に付けて動かないと。


そんなバタバタな中でしたが、先週はなんといっても3年以上ぶり?のCOLDFEETのLiveが愉しかったです。普段クローズドなパーティ情報は事前も事後もあまりお伝えしませんが、すこしだけ写真をあげてみます(東急プラザ銀座のオープニング・レセプション・パーティでした)。久々共演のSaxの田中邦和くん、なんだかんだと偶然でも良くお会いするメイクのNoboruくん、お世話になりました。


僕もLoriも元気に来年の20周年に向かいます。




 

5年目の3/11の朝

  • 2016.03.11 Friday
  • 03:56


あれから5回目の3/11がやってきました。

TVを見ない僕でも、どれくらい一日中、そんな特番が繰り広げられているかは想像できます。

5年前、いつまでも止む事の無い巨大な揺れに恐怖した事、それよりももっともっと大きな現実がその後にやってきた事。

日本中が己の非力に、為す術もなくうち引きがれたあの時。

誰もがあれ以前にはもう戻れませんね。


少しだけ時も経ち、あの時必死に行った【Operation SAKURA / 桜作戦】は一体何だったのか、もしかして必死に何かに許しを乞うような、そんな気持ちだったかもしれないと思うようにもなりました。

あの時一緒に曲を作ったOriga自身が、昨年病魔に倒れ帰らぬ人になっているという現実も、なんとも言えない気持ちにさせまてくれます。


あれから5年間、様々な場所で沢山の方々のお力を借り、石巻で知り合った地元の方からなんとか子供達の為に海開き祭りで花火を上げてやりたいとの話を聞き、「桜作戦」という名のチャリティ・イベントを様々な地域で様々な形でやらせてもいただきました。3年目に代官山airをお借りし、沢山のDJ/アーティスト達に参加して頂き行った事も忘れられません。



昨年末ごろから、やはり色々自分なりに5年目のこの日の事も考えました。


結果、これからは僕自身が自分らしいやり方で、ひとりの想いをひとりでできる事で、果たして行こうと思いました。

決して震災に遭われた方々の復興が進んだとも思っていませんし、被災地の新たな街づくりや原発含め多くの問題が解決できず淀んでいます。


そんな中、これからの未来は、あの3/11を体験した僕らひとりひとりが、どう想い、どう生きていくのか、そんな当たり前の事の積み重ねでしか作れないと思っています。


僕もひとつひとつ、より自分らしい選択をしていこうと思います。


いつか僕らが描く未来のお話、一緒にしましょう。


そんな事を思い描く3/11の朝です。


//////////////////////////////////

Operation SAKURA / 桜作戦】

4月1日。僕ら日本人が新しい年のスタートと感じるその時に、YouTubeに出来た­ての新曲を桜の画像と共にUPしました。ちょうど震災の夜一緒にLiveを行う予定だ­ったOrigaと、COLDFEETデビュー以来の盟友SUGIZOくんと1曲仕上げ­る事ができました。もちろんYouTube を見るなんて状況では無い被災地の現状は存じています。それでも自分なりの気持ちもリ­リースしたく、踏み切らせて頂きました。多くの友人達も誘い、そんな声かけをOper­ation SAKURA (桜作戦)と名付けました。軽率でふざけたネーミングとお怒りになる方もいらっしゃる­かと思いますが、Operation TOMODACHIに心震えた僕なりの祈りです。YouTube内で桜作戦で検索して­みてください。4月1日からの3週間、沢山の桜がYouTubeに咲き始めます。

桜作戦実行委員長 Watusi (COLDFEET)
協力・映像制作 : DORAMA














 

元旦

  • 2016.01.01 Friday
  • 18:13


明けましておめでとうございます。

2016年が皆さんにとって素晴らしい年になりますよーに!

僕は益々やりたいことしかやらない一年を目指します。

Facebookばかりの僕ですが、このBlogでまた聞かずに死ねるか的紹介ものも復活させていこうかと思う元旦です。

どうなるか分かりませんが、今年もよろしくお願いします。

Watusi (COLDFEET)

誇れる今を。

  • 2015.07.15 Wednesday
  • 17:13


なんとも久々、我が家に戻ってきたような感覚で書いています。


風営法改正の活動に巻き込まれ(自らですが)、この2年ですっかり議員会館と警察庁にも通い慣れてきた僕です。


そうした、見方を限定するならば「たかだたナイトクラブを朝まで合法的に営業可能にする活動」を現実的に行う為に、改めて政治や警察というものを目の当たりにし、多くの事を経験し、学んでも来た2年でした。


そうした中、どうしても動きはロビー活動に代表されるよう水面下にも潜り、勝手な自己正義の中でのものとなりがちな運動でもあり、いつも無意識の中でもそのバランスを気にしつつ発言していました。


CCCCのメンバー間ではSNSを使っての不用意な政治的発言に対しても自粛方向の空気があり、ますます味わった事の無い空気を吸いながら歩いてきたような気がしていました。


なので国会前デモに参加しても、僕自体もイデオロギーというよりも、このデモの列が少しでも長くなったら良いなぁ、なんて気持ちで参加していたというのが本心だったりしましたし、写真ひとつアップしませんでした。



でも今日のような法改正までが進むと、さすがにその手法含め、書きておきたくなります。



色々な方々が今はそれぞれの方法/尺度でSNSを使っていらっしゃいますが、僕はあまりにも多くの友人では無い方々と繋がっている、ソーシャルと呼ばれる場(僕には誰に向かって書いているのか実感の無い場だったりします)にこうした事を書くのがどうにもしょうに合わないので、久々、ブログでつぶやいておきます。



風営法改正の活動は、子供たちの世代へ受け渡すこの国の将来を、僕なりの価値判断で、ですが見越して、そしてこの機会に!とも思えましたので極めて現実的な手法で行っていきました。それは僕が僕なりに生きてきたこれまでの反省や学びから得た、知恵だったり、経験から導き出された知識や衝動という答えだったからです。


日本は、この国は過去の大戦含め様々な経緯や経験から、いつくからの素晴らしい法律を生み出し、守り通してきました。


その経験を、その歴史を、その英知を、決して時勢なんていう今だけの流れで、手放してはならないと思っています。


変えるべき法律はまだまだ他に沢山あります。戦争の体験も無いヒヨッコですが、戦争放棄の意味は語れます。


今の日本は3年後、5年後でなく、100年後を語るべきです。


そして100年後に誇れる今を選択し続け、生きる事です。


愛する人に、愛する国に、誇れる今を選択し続けましょう。










 

all i want for christmas is・・・

  • 2014.12.24 Wednesday
  • 11:40


いちいちBlogに書く様な事でもありませんが、クリスマスらしいクリスマスを過ごした事はほとんどありませんし、そもそも仕事を始めてからほとんでイブも当夜も仕事です。


今日もそろそろスタジオへ。


2015年に楽しんで頂きたい曲を仕上げてきます。



信仰心も無い僕には、クリスマスや大晦日〜正月なんていうのは、普段切れ目のない生活を送っている(僕も典型人ですが)僕らに、様々な袖触り合ってきた多くの友人達についての想いを寄せる節目なんじゃかって勝手に思っていて、こんな機会にひとりでも多くの友人に元気?なんて連絡ができたら良いなと思ってます。まず今夜は、そんな大切な友人達の、健康と平和を心から祈ります。




今年もいよいよ残るは1週間。皆様それぞれ自由にHappyに、クリスマス・イブをクリスマスをお過ごし下さい。



https://soundcloud.com/atsushi-watusi-tsunoda/all-i-want-for-christmas-is














 

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